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肩こり



肩こりとは、首や肩の周辺の筋肉が、疲れのために硬くこわばった、不快な感じをいいます。首と肩には、頭と腕の重みを支える役割があります。そのため、例えば、体重65kgの人の場合、頭の重さ約4kgと両腕の重さ約8kg、合わせて約12kgの重さを首と肩で支えていることになります。つまり、何もしていなくても、首と肩には、負担がかかっているのです。筋肉に負担がかかり、緊張すると、筋肉は疲れ、筋肉周辺の血管が圧迫され、血液循環が悪くなります。すると、代謝が悪くなり、老廃物や疲労物質がたまって、肩が凝ります。

私たちの背骨は、自然なS字カーブを描いています。頚椎は、前方に出っ張るゆるい曲線を描いていますが、通常それによって、首や肩にかかる頭の重みは分散されます。しかし、以下のような条件が加わると、そのバランスが崩れ、重みが首や肩にかかってしまい、肩こりが起こりやすくなります。

★姿勢の悪さが肩こりの一番の原因

正しい姿勢では、首や肩の筋肉が、背骨と共に頭や腕を、バランスよく支えます。しかし、悪い姿勢では、そのバランスが崩れます。例えば、長時間、前かがみや猫背でたったり、いすに浅く腰掛けてだらしなく座るなどは、肩の凝りやすい姿勢です。仕事中、デスクワークや単純作業が多い人も要注意です。長時間、同じ姿勢で続けると、肩や首の筋肉に負担になるからです。また、「文字を書く、キーボードを叩く」など、手指を使う作業では、無意識のうちに脇を固めるため、肩甲骨と背骨をつないでいる肩の筋肉が集中的に使われています。特に、筆圧が強い人は、その分、力を入れて文字を書くたため、肩への負担も大きく、凝りやすいのです。

★なで肩の人や筋力が弱い人も凝りやすい。

首が細い、なで肩といった、全体的にきしゃな体型の人は、頭や腕を支える筋肉が弱く、それだけ疲労しやすくなります。その上、運動不足で筋肉を使わないと、さらに筋力は弱まります。血行も悪くなり、疲労物質や老廃物がたまりやすくなります。

★その他の原因

精神状態・・・「肩をいからす」「肩肘を張る」などと例えられるように、肩は心の緊張状態を表し、精神状態による影響を受けやすい部位です。ストレスなどが肩こりの原因となっていることも少なくありません。

低血圧・・・血圧が低いと酸素の運搬量が少なくなり、疲労物質がたまりやすくなります。

内臓の病気や骨格の障害・・・何らかの内臓の病気や、骨格の障害などで起こる肩こりもあります。

肩こりの症状

肩こりと漢方

漢方では、肩こりには葛根湯が有名ですが、オ血、冷え、気うつ、水滞などによっても異なります。

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