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扁平苔癬

扁平苔癬(へんぺいたいせん)は腕や脚に赤紫色の発疹が平たく盛り 上がり、炎症を起こして厚くなっています。ほかに、口の粘膜が網の目状に白くなったり、爪が変形したりすることもあります。かゆみはさまざまですが、ひっかくと発疹が広がることがあります。
原因はいろいろな説があり不明ですが、自分のリンパ球(免疫にかかわる細胞の1つ)が誤って自分自身の皮膚を攻撃してしまうために起こるという説があります。金属アレルギー(主に歯科金属)との関係やメンタ油(歯磨き粉、チューインガム、湿布、食品香料、医療衛生材料などに含まれる)アレルギーが原因になることもあります。
また、扁平苔癬は特にきっかけがなく起こることも多いのですが、C型肝炎、金属アレルギー、化学物質、との接触、いろいろな薬(降圧剤、抗精神薬、利尿剤、メチコバール、カラーフィルム現像液など)が誘因になっていることもあります。
治療は副腎皮質ホルモンの塗り薬(マイザー軟膏など)を用いることが多いのですが、レチノイド内服薬による治療や紫外線による治療が行われることもあります。
扁平苔癬の症状
扁平苔癬と漢方
扁平苔癬を漢方では、内臓(脾胃)の積熱が口に現われた状態ととらえますので、 清胃涼血の効果のある方剤を使用します。また、口渇や熱感が強い時は、これに清熱作用のある石膏や知母を併用します。
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