嗅覚障害

 







 

人間の嗅覚は動物に比べてやや退化していますが、重要な感覚には違いありません。本来は、有害な空気を吸ったり、有害な食べ物の摂取を防ぐために、働きます。 風邪で鼻が詰まっている時は、においがわからなくなります。しかし、風邪やアレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎などが無いにもかかわらず、常ににおいを感じなかったり、 絶えず変なにおいがする、などの場合、嗅覚に障害がある可能性があります。

鼻の孔の奥には、鼻腔という空洞が広がっており、鼻腔の表面は、薄い粘膜で覆われています。空気中に含まれるにおいの分子が、鼻腔から吸い込まれると、 鼻腔にある嗅粘膜に達します。するとその刺激が嗅糸を通って嗅球に伝わり、さらに嗅神経を介して大脳のにおいの中枢に送られることで、においを感じることが できるのです。嗅覚障害の方は、このようなにおいの経路のどこかに障害が生じることでにおいを感じることができなくなります。

においを感じることができなくなると、食べ物や飲み物の香りを嗅ぐことができなくなり、 食事をおいしく感じられません。さらににおいがしなければ、ガス漏れにも気づかなくなり、 生命にかかわることも起こってきます。

漢方では、原因となる、風邪、アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎がある場合は、その方剤を使用します。原因がわからない場合は、その方の「証」にあった方剤を使用します。

 

 

 

 

 
 
 
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