潰瘍性大腸炎

 







 

大腸炎のタイプ

潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜の表面に連続性の炎症が起きて、ただれ(皮膚や粘膜の表面がすりむけること)や潰瘍が生じる病気です。潰瘍といっても比較的浅く、一部に限られることなく広範囲に広がっているのが特長です。私たちが食べた食事は、主に小腸で栄養分が消化・吸収され、その残りは水分が多くドロドロになった状態で大腸に送られます。正常な大腸は小腸から送られてきた食べ物の残りから水分を吸収しながら便をつくり、肛門へとおくるのです。しかし、大腸の粘膜に潰瘍性の炎症が起こると、炎症のために大腸のひだが伸ばされて消えたり、本来備わっている力が損なわれので、水分を吸収することができなくなります。しかも、便が通過するなど、ちょっとした刺激で出血をします。出来やすい場所としては、大腸があります。大腸は、肛門から近い順に直腸、S状結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸、盲腸に分類されます。このうち、潰瘍性大腸炎が最も起こりやすいのは直腸です。炎症は直腸を起点に、肛門から離れた部分へと広がります。潰瘍性大腸炎は、炎症範囲により主に次の3つに分類されます。

●直腸炎型・・・直腸のみに炎症が起きます。潰瘍性大腸炎全体の約3割を占めます。

●左側大腸炎型・・・横行結腸の左半分までに炎症が及んだものをいいます。潰瘍性大腸炎全体の約4割を占めます。

●全大腸炎型・・・炎症が大腸全体に及んでいるものです。潰瘍性大腸炎全体の約3割がこのタイプに当てはまります。

その他、極稀に直腸から離れたある部分だけ、炎症が起こるケースもあります。例えば、上行結腸のみに炎症が起こるもの等です。

漢方では、元気が無い・食欲不振・軟便〜水様便などの脾血虚の症候、動悸・めまいなどの心血虚、慢性反復性出血傾向から脾不統血と考え気血双補・補脾・養心安神の方剤を使用する。長年患っている場合、少量の駆瘀血剤を併用することもあります。漢方の服用により、下痢の回数を減らす、出血を止める、腹痛を改善するは早く良くなる傾向があります。粘液便、微熱、頻脈は時間がかかります。

潰瘍性大腸炎の患者さんは、現在129名(服薬を中止した人を含む)です。

 
 
 
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漢方研究三十年 管理薬剤師 黒川秀治
 
 
医薬品製造業者 大手町薬局
 
 
 

 

 

 
       
             
 
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