胃潰瘍

 







 

胃潰瘍

胃潰瘍は、胃の粘膜に潰瘍が生じる病気です。通常、胃は食べ物の消化のために、胃液やペプシンを分泌しています。胃潰瘍は、何らかの原因で、胃酸やペプシンが胃の粘膜までを消化してしまい、潰瘍が生じた状態をいいます。この発症の過程から、胃潰瘍は、消化性潰瘍と呼ばれることもあります。粘膜が欠損すると潰瘍が粘膜の内側にある筋層まで達し、ひどい場合には、胃壁に孔が開いてしまうこともあります。胃潰瘍には「急性胃潰瘍」と「慢性胃潰瘍」とがあります。

★急性胃潰瘍・・・急性胃潰瘍では、胃の痛み、胸焼けなどが突発的に起こります。また、ひどい場合には、一度に多量の出血を起こすこともあります。いきなり吐血して、胃潰瘍に気づくというケースもあるほどです。

★慢性胃潰瘍・・・慢性胃潰瘍では、胃や背中などの痛みが慢性的に起こります。特に空腹時に痛むのが特徴で、夜中に痛みで目が覚めたりすることもあります。

漢方では、虚寒型に対しては、湿熱性の薬物で胃の虚寒を除去し、脾を強めます。肝鬱型に対しては、清肝寫火し、胃気を平順にして滞りなく通じさせる。血瘀型に対しては、瘀血を除去し、絡を通じさせる漢方薬を使用します。

 
 
 
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漢方研究三十年 管理薬剤師 黒川秀治
 
 
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