
白血病 |
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血液のがんといわれる「白血病」は、昔は不治の病とされていましたが、最近では、医療技術の進歩によって、治癒率も高くなってきています。 血液の中には、赤血球、白血球、血小板などの血球があります。これらの血液細胞はすべて、「幹細胞」という一種類の細胞が、分化してできたものです。 幹細胞は、骨の芯にあたる「骨髄」でつくられ、さらに、増殖、分化、成熟を繰り返し、赤血球、白血球、血小板に分かれていきます。成熟した血液細胞は、骨髄から血液中に送り出され、全身をくまなくめぐります。 幹細胞が分化してつくられる血液細胞の数は、本来一定の割合に保たれています。分化の過程に何らかの異常があり、白血球だけが異常に増殖するのが「白血病」です。 血液中で、特定の血液細胞だけが増えると、ほかの血液細胞の産生が抑えられます。つまり、白血病になると、白血球が異常に増殖するため、赤血球や血小板は減ってしまうのです。 幹細胞は通常、未熟型の細胞から成熟型の細胞へと分化していきますが、白血病は、「未熟型」「成熟型」どちらの細胞が異常に増えるかによって「急性」と「慢性」に分けられます。またさらに、増殖する白血球の種類によって、「リンパ性」と「骨髄性」に分類されます。 ★急性白血病・・・未熟型の白血球が増える白血病です。子供の「がん」のうち、約半分は白血病で、その多くが、急性リンパ白血病です。大人では、急性骨髄性白血病が多くなります。 ★慢性白血病・・・成熟型の白血球が増える白血病です。患者さんのほとんどが大人で、大半が慢性骨髄性白血病です。急性白血病と慢性白血病の発生頻度を比べると、急性白血病が多く、慢性白血病の約4倍になります。 ●白血病の症状 急性白血病の場合は発熱、貧血、出血という三つの特徴的な症状と、ほかに口の中が荒れる口腔症状、全身倦怠などの症状が激しく急速に出ます。発熱するのは血液中の正常な好中球が減るからで、貧血は赤血球、出血は血小板、口の中の荒れは好中球と血小板が、それぞれ減少するからです。慢性白血病はそれに比べ、おだやかで緩慢な症状の経過をたどります。しかし、時間がたつにしたがい、白血球の熟成する能力が失われ、未成熟な白血球が増えることで、急性白血病と同じような激しい症状に急性転換してしまいます。 漢方では、症状により、毒熱傷陰型、腎陰虚衰型に分け、それぞれ毒熱傷陰型には、陰液を滋養し、熱毒を清解します。腎陰虚衰型に対しては、腎陽を強化し、脾肺を補益します。
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