牛黄

 







 

  牛黄(ごおう)は牛の胆嚢や胆管中にまれに発見する結石を乾燥させたもので上薬に類別されています。
その品質は産地によって異なり、オーストラリア産のものが最も良質で、北米、南米産のものがこれに次ぎ、インド産は劣品とされています。
この結石は牛1000頭に1頭の割合でしか発見できないといわれています。牛を大量に屠殺できなっかった昔、牧場の衛生管理が行き届き、結石を持った牛が少なくなった現代、どちらの時代も希少な生薬です

また、その効き目は古来より知られており、医学、薬学が高度に発達した現代においても、その需要は増加の一途をたどっています。
その結果、需要と供給のバランスが極端に悪くなり、古くから牛黄は黄金より高価といわれていますが、現在では、同じ重量で金の約5倍の価格となっており、異常とも思えるほどの高値ぶりをみせています。

  中国では古来、子供のあらゆる病気、高熱を発する病気、けいれん、精神錯乱などを治療する目的で服用し、またボケや中風、脳卒中などの脳血管障害の予防や治療にも用いられていたようです。
現代では、牛黄の働きに科学のメスが入れられ、さまざまな薬理作用が報告されています。
最近では、牛黄の成分のひとつであるビリルビンに抗ウイルス作用や、ビタミンEより強力な抗酸化作用のあることが発表されました。古来の経験学的な使用法の有効性が、現代科学によりつぎつぎと裏付けされています。

牛黄には、こんな働きがあります

薬理作用
  働き   症状に効く
強心作用 心臓の働きを高める どうき、むくみ、めまい
赤血球新生促進作用 赤血球、ヘモグロビンを産生する 頭痛、貧血、立ちくらみ、血色不良
解熱作用 熱を下げる 風邪などによる発熱
鎮静作用 神経を和らげる イライラ、不眠
鎮痙作用 けいれんを鎮める 腹痛、さしこみ
肝臓保護作用 肝臓の機能を助ける 肝機能障害、疲労倦怠感、二日酔い
利胆作用 胆汁分泌を盛んにする 消化不良、さしこみ、腹部膨満感
血圧降下作用 高い血圧を下げる 肩、首筋のこり、頭痛、めまい、のぼせ
末梢神経障害改善作用 しびれ感の改善 手足のしびれ
抗炎症作用 炎症を抑える のどの腫れや痛み
抗ウイルス作用 ウイルスの活性を抑える 風邪などの諸症状の緩和など
抗酸化作用 生体内の脂質の酸化を抑える 末梢血管障害、生活習慣病の予防

<牛黄>

ブラジル (玉)    
  10g 40000  
         
オーストラリア (玉)    
  10g 60000  
         
*グラム数の多い場合は値段の交渉に応じられます。

 

 
 
 
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漢方研究三十年 管理薬剤師 黒川秀治
 
 
医薬品製造業者 大手町薬局
 
 
 

 

 

 
       
             
 
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